こんな時に買占めをする奴は地獄に落ちろというお話。

 留さんが災害リュックを作ったよということで、まあ札幌もがっつり揺れる可能性があるかもですし、自分もいざという時のために枕元になんか置こうかなーと思いました。荷物もかなり厳選せねばならん。 水。 靴。 ジーパン。 軍手。 ジャンバー。 チョコレート。 ビニール袋。 懐中電灯。 生理用品。 タオル。 くつした。 そんなもんかなー。 余裕があればカイロも欲しいか。あと紙とペンも欲しいね。マスクも欲しい。毛布と。 ラジオは、ケータイで聞けるんでしょうかね。ケータイ持ってないから無駄ですが。どのみち電源切れたらアウトか。 風呂はけっこう入らなくても平気です(あくまでも個人的な性質です)。 それより問題は、これを担いで近くの中学校まで津波が来る前にダッシュ10分でたどり着くことができるか。 車で近くに行くという手もありますが、けっこうそれで車ごと流された人もいたらしいしなあ。 流されたら大アウトっぽいし……。 ……。 一応、ヒモと浮き輪も入れておくか……。多分私、波にのまれたら一分も息が続かない気がするよ。浮き輪を使える大きさにする余裕はたぶん無いが。 まあ背に担いではいけませんが、問屋の人に聞いたところ、被災地でカセットコンロはかなりお役立ちで、アレはみんな被災地に持っていくらしいです。 インスタントラーメンも勿論被災地に持っていくそうですが、イオンとか大きいところが買占めをしているらしいですよ。イオンめ! 買占めはいかんよな……。 知らないところでいいことをするのはいいですが、悪いことをするのはいかんですよ。 みかんで有名な紀伊國屋文左衛門も、後に明暦の大火で焼け出されてみんなが困っている時に、すかさず木曾の材木を買い占めて高く売り大儲けしました。火事で焼ければ木材が必要になりますからね。でも貧乏な人は高くなると当然困ってしまうわけです。 しかしその後、彼は鋳造事業に失敗して財産を全て失い、乞食同然の生活となり哀れな晩年を送りましたとさ。人生こうでなきゃいかん。 まあ晩年も裕福だったという異説もあるみたいですが、私は断然乞食説を取るね! みんなが困っているときに儲けようとするやつなんざ生きながら地獄に落ちるといいよ! というわけで、みんなが大変な時に悪いことしちゃいけないよ! というお話。ちゃらん。なんか最初は違ってた気がするが。

ねこだれる

まんが、イラスト、小説、などなど気ままに上げます。

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