2016おひとりさま東京旅行1。人生のツケはいつか回ってくる。
行ってきました東京旅行。
ざっと10年ぶりですね。私、ぶっちゃけて言いますと、「コミケ以外で東京に行ったことが無い」という残念なオタクでして、今回も計画を立てているときに、「どうしてこんなに余裕があるんだろう……、あ、コミケが無いからだ」という残念なことに気がついてしまう有様。
そして、今回の旅行目的はコミケではなく若冲展を見ることです。その時はツィッターでフォロワーさんが結構な確率で「若冲展見に行った!」「見に行く!」と言っていて、へえ~いいなあと思っていたところ、他にも見に行ってるネット漫画の人とかも結構な率で「若冲展行った!」と描かれていて、「えええー、みんな観にいってる! いいな! 私も行きたい!」と思ったからです。
伊藤若冲は私ぐらいの乙女なら嗜みとして普通に知っている有名絵師な上に、なんでも鑑定団でもおなじみなので、その上手さは憧れの的。
50分待ちとか書かれていて混んでいるようですが、まあディズニーランドでも一つのアトラクションでそれくらい待つのは普通ですし、ラーメンでも2時間とか待つこともあるので、スケートで足も鍛えている永遠の18歳の私としては、そのくらいは大丈夫でありましょう。
しかし、その頃は若冲展の会期が終わるのが二週間後ぐらいで急でしたし、できれば平日に行きたいので友人は誘えない。というか東京へ行くほど若冲に興味があって50分待てる友人に心当たりが無い。少ないし。
結果一人で行くわけですが、一つ問題があって、実は私「一人で飛行機に乗ったことが無い」という事実があったのです。
昔書いていたブログを読んだ数少ない友人なら知っていることなのですが、過去3回東京に行ったことのある私は、旅行計画を立てたことが一度もありません。全部人に丸投げして、その代わり違う作業(同人誌の作成とか……)を請け負ったのでした。勿論丸投げした者の当然の姿勢として、その旅行計画に文句など口が裂けても言ってはいけません。
まあコミケと違ってお盆じゃないし(……)、札幌から往復3万円ぐらいでいけるかなーとか考えていましたが、飛行機だけ取って宿は漫画喫茶で過ごすか、飛行機と宿のセットで行くか、いろいろ調べるのは自分です。
まあ、先延ばしにするとツケが回ってくるのが人生なので、皆さんも気をつけましょう。仕方なくまずは旅行会社へ行ってお話を聞いてみました。どっこいしょー。
すると若いお姉さんが言うには、まあ大体38,000円ぐらい(時期により異なる)と言われて、ギャフンとなる。早速予算がオーバーです。あとはエアドゥあたりで飛行機だけを取って、宿は別で取るかという話でして、とりあえず宿のパンフレットだけを頂いておきました。
飛行機だけを調べましたが、だいたい26,000円ぐらいです。まああとは、まんが喫茶でしのぐという手もある。どうせあんまり旅行中は眠れないタイプなので、これでいいかーと考えましたが、友人に相談することにしました。私の友人は、みんな一人で東京などお茶の子さいさいなのです。ただ友人が立派すぎると頼ってしまい自分が成長しないという欠点が出ますので気をつけましょう。私のようにだ。
まあともあれ立派な友人が言うには、カプセルホテルという手もある。今は外国からの観光客が多くて、自分が行ったときは半分ぐらいが異国の人であったと。
調べると、カプセルホテル付まんが喫茶、温泉とナノケアもついてるよ! みたいなステキなところがあったりして、もぉここでいいかーとうっとりする。
そして後日パンケーキを食べながら具体的な場所や日程の相談をしたのですが、ぽちぽちとスマホを操作して、「宿つきANAで26,800円で行けるよ」とか言い出しました。にゃんと。
楽天トラベルで調べてくれたようです。それならこっちにしたほうがよさそうとパンケーキを食べながら考える私。もぐもぐチョコバナナパンケーキうめえ。
「で、でも、東京って一人で大丈夫かな」
「海外と違って日本語が通じるから大丈夫」
「でも、夜に一人で出ちゃいけない時間帯とかあるんじゃ」
「いいから安心してとっとと行きなさい」
とか言われるありさま。まあ確かに、もうそんなに甘えられる年齢と顔ではないので仕方ありません。
日程は生理期間をよけつつ、宿も検討してネットで申し込み。クレジット決済なのがちょっと苦手でしたが、なんとか無事に申し込みできました。
飛行機の時間も少しズレると値段が変わるようです。安い時間で、でもなんとか余裕を持って間に合うように検討して申し込みました。
よーしこれでOKです。持っていくものも最低限にして、行きたいところの地図を出し、予約が必要なところは予約して、ネットで人に言われたとおりに、折り畳み椅子や双眼鏡やルーペなども持参しました。
よーし、おねえさんもうけっこういい年だし(18歳)、今回は一人で頑張ってみるよ! と決意しましたが、やっぱりいろいろ人知のかなわぬトラブルは起こるものなのでした。という次回へのヒキ。
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