コミケ72東京旅行のたび 一日目 先行きが不安です編
まあそのまんま、コミケに行くための一泊二日の東京旅行です。強行軍です。
まず始まりは早朝。
札幌駅北口に七時過ぎに待ち合わせです。ということは朝の六時半くらい(うちの近くのバスの始発)に家を出なくてはなりません。
しかし私。
前日おーさかさんとイチゴさんとで魚や一丁で酔っ払い、カラオケまでして(二時間)帰りのバスは終バスでした。最悪です。
酔っ払った頭で最終チェックをして、なにやら二時間くらいは眠れた気がしますが仕度をして出発。
外は晴天。これからのことが大変心配ですが順調な滑り出しです。予定より早めに待ち合わせ場所に着けそうです。
札幌駅についたあたりでケータイが鳴りました。ぺるるるる。留さんです。内容を要約すると。
「今私が乗っている列車がちょうど空港行きだから、できれば予定とは違うがそれを目掛けて乗って欲しい。真ん中あたりの車両だから」
なに!
いや全然いいんですが、急に10分ほどとはいえ予定を繰り上げて変更なんて、心臓に悪いじゃないですか!
あわててちょっと早足で北口に走り、急いでキップを買って列車を発見。乗ってすぐに動き出しました。ふう無事乗れた。が。
……、真ん中あたりの車両ってどこだ……。
フラフラしながらカンに頼ると見事に逆方向へ行ってしまい、動く列車内を他人の視線に耐えながらきっちり引き返して前に進むと、いました、いましたよ!
ああああああ合流できてよかったあ! 留さんです。
「良かった~! 探しに行ったら行き違いになりそうだったから。ケータイも鳴らさなかったんだけど」
「良かった……。でもちょっと待って……。ちょっとお茶を一杯……」
もういきなりフラフラです。
その後はおしゃべりなんぞしつつ順調に空港に着いて、全部留さんにまかせてチェックインです。が。
「こちらだけ、磁気が……」
「え」
私のだけチケットが磁気切れです。あらら。お姉さんがすかさず変えてくれました。
お土産屋さんをひやかして、モスバーガーなんかを食べながら待ち、ようやく飛行機へ向かうことになりました。
私も飛行機は初めてじゃない大人。ゴンゴンと荷物をX線に乗っけていき、ペットボトルのお茶もあらかじめ出してたりしてスムーズです。なにしろここは私が犯罪者ではないことを全力で示さなくてはなりません。が。
「お客様。カッターナイフ等を所持なさってますか?」
若いお兄さんが聞いてきました。
へ? 眠いしよく聞こえませんでしたがナイフは持ってないはずです。
「ナイフ? 毛抜きとかじゃなくて?」
困惑する兄さん。私の寝ぼけぐあいがよくわかるセリフですがそんなことは兄さんには関係ありません。
私も眠いながらカバンを開け、「カッター……」とか呟く兄さんに「ああ、ああ、カッター! 持ってます」とか寝ぼけたやりとりで迷惑をかけます。どうやらダンボールを開ける為に持ってきたカッターが引っかかったらしい。
「こちらは機内持ち込みできませんのでお預かりします。向こうの空港で受け取ってください」
私のカッターは専用の封筒に入れられて名前とかが書かれています。そんでピッと預かり票をもらいました。
どうやらこうした刃物は刃の長さが大事なようで、留さんのカミソリは長さを計られましたがセーフでありました。
そんで飛行機に乗り込もうと細い廊下らしきもの(タラップか?)を歩いていると。
なんと窓からピカチュウ飛行機が見えます!
「ピ、ぴか! 写真、写真とらな!」
2007年夏☆バージョンです。こんな時に使うためにデジカメを持ってきたのです。よーしとるぞー。
……。
あれ?
画像が映らない。
?
黒くて紫っぽい、ザーザーした感じの映像です。
何年か使っていますがこんなカメラの症状は初めてです。暑いから? 暑いから熱疲労?
しばらく様子をみましたが、駄目なようです。なに? 私、知らない間にぶっこわしたか?(ありうる)
写真は諦めてヨロヨロと飛行機に乗ると、スチュワーデスがおばさんばかりです。しかもなんかありえない率です。
そんで座席を聞くと「そっちで番号みなさいよ」みたいな酷い態度です。な、なんなの?
まあ、思考がすっかり回らない状況でしたが、なんだかんだで飛行機は浮き上がり、空を飛んだのでした。
青い空の下にひろがる白い雲は大変美しく、トワイライトゾーンみたいにゴブリンさんがエンジンを壊したりもしていないようです。
着いた東京も快晴で、これから死ぬほど暑くなりますよといわんばかり。
なんかカッターの受け取りにもやたらと時間がかかったりして、こうしてなにやらややっこしい感じで旅は始まったのでした。
まず始まりは早朝。
札幌駅北口に七時過ぎに待ち合わせです。ということは朝の六時半くらい(うちの近くのバスの始発)に家を出なくてはなりません。
しかし私。
前日おーさかさんとイチゴさんとで魚や一丁で酔っ払い、カラオケまでして(二時間)帰りのバスは終バスでした。最悪です。
酔っ払った頭で最終チェックをして、なにやら二時間くらいは眠れた気がしますが仕度をして出発。
外は晴天。これからのことが大変心配ですが順調な滑り出しです。予定より早めに待ち合わせ場所に着けそうです。
札幌駅についたあたりでケータイが鳴りました。ぺるるるる。留さんです。内容を要約すると。
「今私が乗っている列車がちょうど空港行きだから、できれば予定とは違うがそれを目掛けて乗って欲しい。真ん中あたりの車両だから」
なに!
いや全然いいんですが、急に10分ほどとはいえ予定を繰り上げて変更なんて、心臓に悪いじゃないですか!
あわててちょっと早足で北口に走り、急いでキップを買って列車を発見。乗ってすぐに動き出しました。ふう無事乗れた。が。
……、真ん中あたりの車両ってどこだ……。
フラフラしながらカンに頼ると見事に逆方向へ行ってしまい、動く列車内を他人の視線に耐えながらきっちり引き返して前に進むと、いました、いましたよ!
ああああああ合流できてよかったあ! 留さんです。
「良かった~! 探しに行ったら行き違いになりそうだったから。ケータイも鳴らさなかったんだけど」
「良かった……。でもちょっと待って……。ちょっとお茶を一杯……」
もういきなりフラフラです。
その後はおしゃべりなんぞしつつ順調に空港に着いて、全部留さんにまかせてチェックインです。が。
「こちらだけ、磁気が……」
「え」
私のだけチケットが磁気切れです。あらら。お姉さんがすかさず変えてくれました。
お土産屋さんをひやかして、モスバーガーなんかを食べながら待ち、ようやく飛行機へ向かうことになりました。
私も飛行機は初めてじゃない大人。ゴンゴンと荷物をX線に乗っけていき、ペットボトルのお茶もあらかじめ出してたりしてスムーズです。なにしろここは私が犯罪者ではないことを全力で示さなくてはなりません。が。
「お客様。カッターナイフ等を所持なさってますか?」
若いお兄さんが聞いてきました。
へ? 眠いしよく聞こえませんでしたがナイフは持ってないはずです。
「ナイフ? 毛抜きとかじゃなくて?」
困惑する兄さん。私の寝ぼけぐあいがよくわかるセリフですがそんなことは兄さんには関係ありません。
私も眠いながらカバンを開け、「カッター……」とか呟く兄さんに「ああ、ああ、カッター! 持ってます」とか寝ぼけたやりとりで迷惑をかけます。どうやらダンボールを開ける為に持ってきたカッターが引っかかったらしい。
「こちらは機内持ち込みできませんのでお預かりします。向こうの空港で受け取ってください」
私のカッターは専用の封筒に入れられて名前とかが書かれています。そんでピッと預かり票をもらいました。
どうやらこうした刃物は刃の長さが大事なようで、留さんのカミソリは長さを計られましたがセーフでありました。
そんで飛行機に乗り込もうと細い廊下らしきもの(タラップか?)を歩いていると。
なんと窓からピカチュウ飛行機が見えます!
「ピ、ぴか! 写真、写真とらな!」
2007年夏☆バージョンです。こんな時に使うためにデジカメを持ってきたのです。よーしとるぞー。
……。
あれ?
画像が映らない。
?
黒くて紫っぽい、ザーザーした感じの映像です。
何年か使っていますがこんなカメラの症状は初めてです。暑いから? 暑いから熱疲労?
しばらく様子をみましたが、駄目なようです。なに? 私、知らない間にぶっこわしたか?(ありうる)
写真は諦めてヨロヨロと飛行機に乗ると、スチュワーデスがおばさんばかりです。しかもなんかありえない率です。
そんで座席を聞くと「そっちで番号みなさいよ」みたいな酷い態度です。な、なんなの?
まあ、思考がすっかり回らない状況でしたが、なんだかんだで飛行機は浮き上がり、空を飛んだのでした。
青い空の下にひろがる白い雲は大変美しく、トワイライトゾーンみたいにゴブリンさんがエンジンを壊したりもしていないようです。
着いた東京も快晴で、これから死ぬほど暑くなりますよといわんばかり。
なんかカッターの受け取りにもやたらと時間がかかったりして、こうしてなにやらややっこしい感じで旅は始まったのでした。
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